新宿御苑に行ってきました。

土曜日のためか、人も結構いまして、
それなりに活気がありました。

芝が白く、雪のように見えました。

午後、のそのそと、遅くでかけてしまったので
のんびりとはできず、すたすた外回りを1周しました。

次回は、もう少々早めに行こうと思うほど
広かったです。

寒桜もきれいでしたので1首　↓↓↓

【本】


「最後の記憶」　/　綾辻　行人

主人公の母親が若年性アルツハイマーを
疑われる症状で入院することになります。
アルツハイマーの遺伝率が50％と知った
主人公は自分に遺伝しているのではないかと、
悶々と中盤位まで悩み続けます。

母親には幼い頃に強く焼き付けられた
謎の恐怖体験があり、
入院中、その片鱗を「バッタ」や、「雷」を極端に怖がることでのぞかせます。
他の記憶は失っても、その記憶だけは失わずに苦しみ続けます。

主人公が母親のルーツを探すことで、
最終的に恐怖の正体も分かり、謎もとけるのですが
後半の現実感のある話から、
不思議な話しへの切り替えに
私はうまくのれませんでした。

読み終わった瞬間、
「ん？」と動きが止まりました。

ぞろ目の日です。
やっぱり、猫の日でしょうか。

帰りがけに三毛猫が
ニャーニャー頼りなく鳴いているのを見かけました。

可愛かったです。

【本】


「the　ＴＥＡＭ」　/　「井上夢人」

お悩み相談のテレビ番組に出演する霊導師「能代あやこ」。
彼女には霊能力はありませんが、
優秀な「チーム」（賢一と悠美）があります。
「チーム」は相談者の身辺調査（家宅侵入など含）をして
その悩みに隠された現実的な事件を解決していきます。

さくさく気軽に読めて、なかなか楽しかったです。

短編集で全八話。


･･･････････内容････････････････････････････････････････

・招霊（おがたま）
霊能力に反感を持つ稲野辺。
同じ目的を持った男と組み、能代あやこを罠にかけるため相談者として現れる話。
けれど、その男の隠された過去を能代あやこの「チーム」が暴く。


・金縛（かなしばり）　
相談者が毎夜金縛りに合う驚きの理由とは。


・目隠鬼（めかくしおに）　
名前も年も偽る相談者の隠された過去。親子の愛情物語。


・隠蓑（かくれみの）
能代あやこのお告げに従って輪島に行った相談者が亡くなった。
この情報をつかんだ稲野辺は、能代あやこの元へ向かうが、
逆に・・・。


・雨虎（あめふらし）
地下室から聞こえる呻き声の正体は。
背筋をぞっとさせる怖い話。


・寄生木（やどりぎ）
相談に現れる前に自殺した女性の悲しい話。
彼女の部屋から持ち出されたダンボールの中身とは。


・潮合（しおあい）
調査の為に、相談者の部屋に忍び込んでいた賢一。
その姿が隠し撮りされたＤＶＤが持ち込まれる。
持ち込んだのは能代あやこと、マネージャー鳴滝の昔の知人だった。
あやこと、鳴滝の意外な関係と過去が明かされる。
ちなみに潮合いは潮時のこと。


・陽炎かげろう
例の隠し撮りＤＶＤが稲野辺の手に渡り。。。。
能代あやこ最後のお話。

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霊能力、心霊現象、超能力...。
信じるかと言われれば、強くうなづくこともできず、
かと言って、100％信じない訳でもなく、中途半端な心構えです。
・・・つまり分からないということです。

でも、世の中にはたくさんの解明されていない神秘があって、
分からないからこそ、
もしかしたら、そんなこともあるんじゃないかと期待します。

どちらかと言えば、私は肯定派かもしれません。

昨日は一日休んでごろごろしていたのですが
何となく調子が悪く、
引き続きまして、今日も、イマイチな感じです。

胃が重たいような、だるいような、眠いような。
うむむ・・・。

早く寝ることにしようと思います。