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君の笑顔と 香るボロニア
時は過ぎて 一人
そして行こう この道
明るい場所がつらい日は
2人 夜を隠れ家にして
うなだれながらも探していた
足元の月明かり
儚いカケラ 君と集めた
時は過ぎて 一人
消えないものに 気づく
滅びの調べを風が歌っていた
壊れゆく世界が甘い叫びをあげる
「許して」
砂埃の中 君は勝ち誇り
黒い翼が 空の全てを呑み込んでしまった
「あの星の下へ駆け出そうか
枯れ果てた海を見に行こうよ」
差し伸べられた君の掌を
振り払えず ただ見つめ返す
赤く揺れる 闇にきらめく 君の目
届かぬ祈りに うずめつくされて
壊れゆく世界は怒りを叫んでいる
「かなえて!」
・・・君も何かを恐れるのだろうか
「あの星の下へ駆け出そうか
枯れ果てた海を見に行こうよ」
許されない私と君の
掌が重なる瞬間に
生まれ変わる世界に 君と降り立つ