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♪ 音楽と言葉を愛する、歌作り人、遠野ルカの「窓」へようこそ ♪
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ホワイトデー・・・美味しいイベントですね。
そんなわけで、昨日、ケーキを買ってしまいました。

周りがホワイトチョコでコーティングされていて、
中はイチゴショート。
見た目も中身も可愛いらしい感じです。

タカノフルーツパーラーで買ったのですが、
果物と、ケーキのバランスが美味でしたd(>_< )
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【本】
最近、前よりもハイスピードで本を読んでいます。
週に2冊か3冊位・・・。
特にはまって読んでいた、北森 鴻の小説をまとめてUP・・・。

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■「緋友禅」
旗師 冬狐堂シリーズ。短編集。

陶子が美術品にからんだ謎を解決する話です。
空海や、仏像や、友禅や、壺など、
日常生活では耳慣れない言葉が飛び交うこのシリーズ、
かなり、渋いです。
独創的で、かつ、面白くて一気に読んでしまいました。
粒よりの短編集です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■「瑠璃の契り」
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旗師 冬狐堂シリーズ。短編集。
緋友禅のほうがお奨めかなぁ(。・ω・。)

 ・倣雛心中(ならいびなしんじゅう)
  ある有名な人形作家の最後の人形。
  けれど、この人形は何故か、返品続きの曰くつきの人形だった。
  何故、人形は返品されるのか。
  人形作家の死の秘密とは。

 ・苦い狐
  元々美大出身で画家志望だった陶子。
  彼女が筆を折ったのは身近に
  自分とは比べ物にならない天才の杉本早苗がいたからだった。
  けれど、その天才は若くして名をなす前に亡くなった。
  追悼画集を美大生たちは自費出版した。
  その画集が、長い月日を隔てなぜか新たに陶子のもとに送られてきた。
  誰が、何の目的でそんなことをしたのか。


 ・瑠璃の契り
  陶子の親友、カメラマンの横尾硝子の過去にまつわる話。
  瑠璃ガラスの切子碗をめぐる物語。  


 ・黒髪のクピド
  ちょっと怖い話ですが、この短編集の中では一番面白かったかなぁ・・・。
  元夫からの依頼である人形を競り落とした陶子。
  その直後に夫が行方不明になり・・・。
  「生き人形」というと髪が伸びたり泣いたりする人形かと
  思っていましたが、そうではなく、
  人間を完全に模した人形のことなのだそうです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■「狐闇」
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旗師 冬狐堂シリーズ。長編。
魔鏡をめぐる物語。
魔境とは、太陽の反射により象を浮かびあがらせる鏡。
ホログラムのようなもの??
読んでいる間はとても面白かったのですが、
最後の謎解きが・・・。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■「螢坂」
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 香菜里屋(カナリヤ)シリーズ。短編集。

 香菜里屋(カナリヤ)という三茶のはずれにある飲み屋。
 お客が持ってくる事件をお店の工藤さんが解決するお話。
 事件といっても日常に起きた不思議なことだったり、
 悩みだったり、とほのぼの系です。

 それにしても香菜里屋のビールと料理は美味しそうです。
 謎解きはさておき、こんなお店があるなら行ってみたいものです。
 
 ・「蛍坂」
  死んだ恋人との思い出の蛍坂。
  その恋人の秘められた想いと、秘密。

 ・「猫に恩返し」
  ある場末の飲み屋で
  みんなの人気者だった猫のごんた。
  ごんたは皆の希望だった。
  そんな心温まる話があるタウン誌に載った。
  だが、この話には裏があって・・・。

 ・「雪待人」
  12年前、商店街の再開発をかたくなに反対した店主がいた。
  そのために、他の商店街は時代の波にのれず
  つぶれるなどの悲惨な目にあうこととなった。
  だが、月日がたち、その店主があっけなく店を立ち退くという。
  その理由とは・・・。

 ・「双貌」
  物語の中にまた物語。
  小説家志望の柏木青年が出逢った浮浪者の正体は?

 ・「孤拳」
  幻の焼酎「孤拳」
  真澄の大好きな叔父の脩治との思い出の焼酎。
  脩治のいのちが危なくなった今、
  真澄は「孤拳」を探すが見つからない。
  果たして、「孤拳」は見つかるのか。

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最近、目がじんわりしみるように痛いです。

今までは運よく、花粉症を免れていたけれど、
とうとう発症してしまったのでしょうか。

それとも、
歌作りに夢中になりすぎて、
夜昼となくパソコンを使用しすぎたからでしょうか。

それとも、
乾燥に打ち勝つために増量したアイクリームが
目に入っているのでしょうか。

・・・色々原因が考えられて絞りきれませんが、
とりあえず、目薬をさしております。
 

夜、歌作っていました♪
あとちょっと・・・。
【本】
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ZOO / 乙一

作者のお名前は乙一(オツイチ)と読むそうです。

どの物語も、非日常で不思議な世界です。
ひきこまれて、あっという間に読んでしまいました。
バラエティに富んだ面白い短編集です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「カザリとヨーコ」
一卵性双生児なのに母親はヨーコだけを虐待する。

「SEVEN ROOMS」
1週間を示す7つの部屋。
ある日、突然、姉弟はこの部屋の一つに
理由もなく閉じこめられた。
二人を待ち受ける恐ろしい運命。

「SO-far     そ・ふぁー」
ある世界では列車事故で父親が死んでいて
もう一つの世界では同じ列車事故で母親が死んでいる。
「僕」は両方の重なる中間の世界にいて
父親とも母親とも話せるけど
二人は直接は話せない。
「僕」が間にたち二人は会話する。
設定の面白さに引き込まれつつ、
どうなるんだろうと考えていると、
「えっ」と驚くラストへ一直線。


「陽だまりの詩」
人間が死滅した後の世界。
ロボットの話。
この短編集の中で唯一のほのぼのとした話。
生と死と心について考えさせられます。

「ZOO」
彼女の死体が腐敗していく様子が
毎日写真に撮られ送られてくる。
彼女を殺したのは他ならぬ「俺」
..余り意味が分かりませんでした。
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