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秋は内省に向かい 冬は、ますます せまく 心地よく閉じこもるだろう 風が まだ無防備な肌をさする 夜は不意に深くなる そこかしこに 入り口はあるけれど 素通りするだけのじれったさ 自分のサイズのまゆをつむぎながら しんとした、静かな心で じっと何かを待っている 夏の背中にもたれながら
朝日にたどりつく 落ち込めるだけ落ち込んで 泣いて腫れた目で夜を越えて 輝く朝日にたどりつく どんなに人生に乱暴に扱われたって 太陽や月や音楽は平等にふりそそぐ 十分悲しんだあと 小さな優しい部屋を出よう 紫陽花が美しい頭を風にかしげ 小鳥が涼しくざわめく中 道は広がる 信じるままに