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本を読まないと、日常の密度が薄くなります。 活字中毒というわけではないのですが、 日常生活に「読む」ということが組み込まれていないと、 時間がスカスカしているように感じてしまうのです。 例えば、電車の行き帰り 例えば、一日の終わり、眠る前 例えば、音楽作りの休み時間 例えば、カフェオレを飲むとき 時間が過ぎるもどかしさにソワソワします。 おしょうゆなしの、お寿司のように不満足です。 そんな時、手元に一冊の本があれば、 さらに贅沢を言うなら、それが面白ければ、 しっくりと、充実した時間が過ぎていきます。