TVをほとんど見ない私は、余り邦楽を聞きません。
知る手段がないのです。
そして聞く時には、人よりワンテンポ以上遅い(´ロ｀)

最近はまってる邦楽は、
「ポルノグラフィティー」の「アゲハ蝶」。
今更ですが、詞も曲も(ﾟ∇^d)
聞いてると、ぱぁっと歌の世界が広がりまする。
そして、ノリのよさに思わず、
「カラオケで歌ってみたひ・・・」
と思わせるところも、にくいですのぉd(>_< )

　人の世にありふれし事　

　生き死にも　幸も不幸も　

　刹那の中に

【本】


アガサ・クリスティーです。今週、3冊読んだかなぁ。
読みやすいので、すぐに読み終わっちゃいます（・∀・）

この二冊は両方とも短編集です。
「マン島の黄金」の何篇かは、
「クリスマスプティングの冒険」の元となった小説が掲載されていて、
読み比べると中々、興味深いものが。

比較を図にすると、こんな感じですな♪

「マン島の黄金」掲載	「クリスマスプティングの冒険」掲載
クリスマスの冒険（42ｐ）　　→	クリスマスプティングの冒険（96ｐ）
バクダットの大櫃の謎」（36ｐ）→	スペイン櫃の秘密」（90ｐ）

ほとんど同じ内容・トリックなのですが、ページ数はかなり違います。
同じ話なら、短いほうが内容が詰まってそうで、
いい気がするのですが、長いものの方が、面白いのです。

細かい心理・情景の描写が増えて、
ドラマチックな仕上がりになっています。
だらっとさせないのは、クリスティーの筆力なんだろうなぁ。

お気に入りは「マン島の黄金」掲載の「白木蓮の花」。
ここに描かれている女性像が、とても素敵です。
神秘的で、優雅で、芯が強い。
逆に男性は・・・↓な話なのですが(>_<)

そして、
「クリスマスプティングの冒険」のあとがきを見ると・・・（￣□￣；）！！
「川原　泉」氏だ！
意外な場所で、意外な名前にびっくりです。

「川原　泉」氏は私の好きな漫画家の一人です。
絵が綺麗で、でも笑えるシーンもたくさんあって、
「笑うミカエル」とか、面白かったなぁ(ﾟｰﾟ)(｡_｡)ｳﾝｳﾝ
 

飽きるほど　君を見ていたい
二度ともう　逢えないのなら

好きだったその横顔が
たとえもう　振り向かなくても

かっこばかりを気にして
大事なものを見失ってた

そして君も遠ざかる今

優しささえ置き去りにした日々に
どれだけ君を傷つけてきたのだろう
せめて最後に飾らない言葉で
伝えたい　君への想いを　Ｓｔａｙ

小さな窓　切り取られた空
君の部屋で眺めていた頃

同じ歌　抱きしめあえていた
同じ未来　信じるように

君のいない明日の中に
空っぽの自分が見えるから

行かないで　少しでも迷うなら

優しささえ置き去りにした日々に
君をいつも傷つけてばかりいた
下らないプライドは捨て去って
伝えよう　君がどうしても必要だと

【本】


古いミステリー小説っていいなぁ・・・。
と、思い、
最近アガサ・クリスティーを読んでいます。
クリスティーの小説は随分昔にほとんど読みつくしたのですが、
忘れているのでもう一度読んでも違和感がありません。
少しは内容が頭をかすめたりもしますが(*･･*)

そんな中、読んだことのない本発見。
「満潮に乗って」
シェークスピアからの引用をタイトルにした作品です。
クリスティーの中では比較的マニアックな作品に入るようです。

「人の行いには潮時というものがある、
うまく満潮に乗りさえすれば運はひらけるが、
いっぽうそれに乗りそこなったら、
人の世の船旅は災厄つづき、浅瀬に乗り上げて身うごきがとれぬ。」

チャンスは逃すなってことだなぁ。