【本】


アガサ・クリスティーです。今週、3冊読んだかなぁ。
読みやすいので、すぐに読み終わっちゃいます（・∀・）

この二冊は両方とも短編集です。
「マン島の黄金」の何篇かは、
「クリスマスプティングの冒険」の元となった小説が掲載されていて、
読み比べると中々、興味深いものが。

比較を図にすると、こんな感じですな♪

「マン島の黄金」掲載	「クリスマスプティングの冒険」掲載
クリスマスの冒険（42ｐ）　　→	クリスマスプティングの冒険（96ｐ）
バクダットの大櫃の謎」（36ｐ）→	スペイン櫃の秘密」（90ｐ）

ほとんど同じ内容・トリックなのですが、ページ数はかなり違います。
同じ話なら、短いほうが内容が詰まってそうで、
いい気がするのですが、長いものの方が、面白いのです。

細かい心理・情景の描写が増えて、
ドラマチックな仕上がりになっています。
だらっとさせないのは、クリスティーの筆力なんだろうなぁ。

お気に入りは「マン島の黄金」掲載の「白木蓮の花」。
ここに描かれている女性像が、とても素敵です。
神秘的で、優雅で、芯が強い。
逆に男性は・・・↓な話なのですが(>_<)

そして、
「クリスマスプティングの冒険」のあとがきを見ると・・・（￣□￣；）！！
「川原　泉」氏だ！
意外な場所で、意外な名前にびっくりです。

「川原　泉」氏は私の好きな漫画家の一人です。
絵が綺麗で、でも笑えるシーンもたくさんあって、
「笑うミカエル」とか、面白かったなぁ(ﾟｰﾟ)(｡_｡)ｳﾝｳﾝ