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紫にかげった空につづく あのはしごをのぼりたいんだ それから くるっとまるまって 落っこちて 消えてしまいたいんだ ぎちぎちと骨をきしませるような音をたて ぼくを運んで それから 捨てて 太陽を吸い込んだ砂の上にぼくをほうり投げて ・・・そうすれば夜も寒くないだろう 幾年かが過ぎ 砂は四季を知り 土に変わる 固く灰色に錆びついて ぼくがぼくであることを忘れた頃 その大きな掌で 壊しておくれ ぼくがまた 君の背中を 登りたくなるように