【本】
東京奇譚集 / 村上春樹
短編集です。
・「偶然の旅人」
この世界には目に見えない力があると
思わせるような偶然について。
まずは作者本人の小さな偶然を前置きにして、
あるゲイの男性と人妻の出会いの物語が広がります。
・「ハナレイ・ベイ」
ハナレイ湾で、鮫に襲われ命をおとした息子を持つ母親の話。
・「どこであれそれが見つかりそうな場所で」
あるマンションの階段、
24階と26階の間でその男性は消えた。
「それ」を探す調査員。
・「日々移動する腎臓のかたちをした石」
人生に重要な女性は3人だけ、
という父親の言葉を信じる主人公。
二人目、と思える女性に巡り会うが、
なぞめく彼女の職業とは?
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