君と私は何もかもが違う

私がAを指さすと　君はBを手に取る

私の言葉は時々君に伝わらないし
君の大事なものがたまに私には分からない

そんな風に
核心がずれて
居心地の悪さに
想いがお互いをすり抜ける日だってある

でも
君が左に首を傾けるなら
私は右にもたれるから

そして　寄り添いあえるように
ちぐはぐさが
偶然よりもっと強い力で重なるんだ

分かり合える時
ほら　今同じものを
この夜明けの果てにあるものを
二人で見つめられるように

なんでもない格好がとっても落ち着く時があるのはなぜでしょう。
普段、外出時は身だしなみにそこそこ時間をかけるのですが、
たまに何も考えない楽～なかっこうででかけます。
だぼTシャツに、ジーンズなど。

そして、喫茶店の片隅で、歌詞をかきます。
地味にはかどります。

体の締め付け具合が問題なのかと思っていたのですが、
そういうわけでもなく、
クタクタな時って、お洒落してるんだという気分に疲れてしまうのかもしれません。
自分に、気を使いたくないのです。

・場所：ファミレス
・登場人物：親友の「M」と「私」

M　おもむろにメニューをめくりながら言う。

M：「ねー、ラズベリーっていちごだよね」

私：「・・・ちがうよ。」

M：「えー、ラズベリーってなんだっけ。」

私：「ラズベリーはラズベリーだよ。少なくともいちごじゃないよ。」

M：「そっかー。じゃ、これだよね。ラズベリー♪」

メニューを指さすM。

あきらかに、いちごには見えない写真あり。

宇宙人の頭のようなラズベリーあり。

これを見て、「ラズベリー」は「いちご」だと、Mは思ったのだろうか。

それとも、「ラズベリー」は「いちご」だと思い込んでいて、

写真が似てないから、「いちごってラズベリーじゃなかったっけ～？」と疑いをもったのだろうか。

・・・

「いちごはストロベリーだよ」と言おうか、言うまいか迷う「私」

そんな「私」を気にもとめず

M：「これ、たのもっかな。うふふ。あ、すいませーん、注文お願いしま～す♪」

食べちゃえば一緒だよね・・・。

 

　
　いつか切る　そう思いつつ伸び過ぎた　
　　　髪より長い　君との関係





先日、髪を切ったので、
髪にまつわる短歌を一首。

かなり昔に作ったものです。
少し苦いものが欲しい気分だったので、
ひっぱってきました。