【本】
大好きなパパ・ポアロの事件です。
・・あらすじ・・
何の変哲もない老婦人、マギンティ夫人が殺されました。
証拠も多く、強盗の疑いで間借り人の男が逮捕され、
死刑判決を言い渡されます。
けれど、ポアロの旧友スペンス警視は
その男がどうしても犯人だとは思えず、
事件の調査をポアロに依頼します。
♪
読みどころは、ポアロの調査で、
過去のドラマティックな事件がからんでくるところです。
真犯人にたどりつくヒントが少ない気もしましたが、
多分、殺したよね、この人・・・、と思うシーンがあり、
犯人当ては少しだけかすりました(・∀・)
また、女流作家の「アリアドニ・オリヴァ」なる人物が登場し、
人づき合いに疲れた時に、
「作家は人見知りが激しくて孤独を好むから、
登場人物におしゃべりをさせて、埋めあわせているんだ」
というようなことを思うシーンがあるのですが、
クリスティが自分自身を投影しているのかなぁと考えると
くすり、としてしまいました(*・・*)